連続座標ランダムウォーク(contrw03) - 課題p073

Time-stamp: "2019-06-10 Mon 11:24 JST hig"

情報

  • 出題:2019-06-04
  • 実行/提出期限:2019-06-06 23:55:00
  • 提出
    • プログラム contrw03.c
    • データ contrw03.xlsx

学習目標

  • 連続一様分布\(\mathrm{U}(a,b)\)に対応する擬似乱数を生成できる
  • 連続座標ランダムウォークのプログラムが書ける

課題

状況の説明

時刻$t=0$に$x=0$から出発する空間連続ランダムウォークの座標 $X(t)$を \[ X(t)=X(t-1)+R(t), X(0)=0 \] とする. ここで連続型確率変数 $R(t)$は, 互いに独立で, 次の確率密度関数\(f(r)\)を持つ.

\[ f(r)= \begin{cases} \frac{1}{b-a} & (a\leq x \lt b)\\ 0 & (\text{他}) \end{cases} \]

課題のタスク

  • Moodleで個別のa,bを得よう.
  • g(y)=getrandom(y) を求めよう
  • $X(t)$のサンプルを出力する, 下の仕様に従ったプログラムを作成しよう
  • $N=200$, $T=20$ で実行して結果をCSV形式で保存しよう(後で使います).

プログラムの入力

この順で

  • 乱数のシード $d$(0以上の整数)
  • ランダムウォークの長さ $T$(0以上の整数)
  • サンプルサイズ $N$(2以上の整数)

プログラムの入力例

XYZなにかシード
3
5

プログラムの出力

  • (1-3行目)入力された d,T,Nを, 1行に1つずつ, #に続いて出力する.
  • (4行目)ランダムウォークの各時刻の座標 $x(0),x(1),x(2),\ldots,x(T),$ をコンマで区切って小数点以下7桁まで出力する. さらにコンマで区切って次の2つを出力する.
  • 上の行を $N$行繰り返す. つまり $x_t^{(n)}$, $(n=1,\ldots,N. t=0,\ldots,T$).

プログラムの出力例

#d=なにかシード
#T=3
#N=5
0,1,2,3, これ時刻
0.0000000,0.1234567,0.2345678,5.4321098,
あと4行

アドバイス

自分でチェック!

必須じゃないけど, X(1)=R(1)の母平均値,母分散, 確率密度関数と, Excelで求められる標本平均値, 不偏標本分散, ヒストグラムを比較してみてもいいかもね.

発展課題

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